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大好評! 若松の生花講習会

講習風景

 師走を迎え、24年最後の組合行事となる若松のお生花講習会が開かれました。講師を務めてくださるのはもうおなじみの華道本能寺のいけばな作家、中京支部の松本博成さんです。今回も勿体無いことにお父様も駆けつけてくださり、こまやかなお稽古の時間になりました。

 ふだん、又木をあまり使うことのない参加者のためにと今年は「籐の割又木のはめ方」というテキストも用意され、ボードも使った詳しい説明に、熱心にペンを取る参加者の姿がありました。花屋向けにとアレンジされた、丁寧な指導で又木の扱いが初めてという参加者でも最後には水引をかけた立派な生花をいけることができるようになり、次々と生け上がる青々とした松の姿に圧倒されました。

講師:松本
講師の松本博成さん

 松本先生の講習会の特徴は、テーマのわかりやすさはもちろんのことですが、同じ花屋として花材の扱いかたや保存方法、また応用の仕方など、お花まつわりの実践的なたくさんの知識が得られることです。

 繁忙期の年末、一つのうつわを基本に1組の生花を作っておけば、お客様にも新年用の商品としてアピールすることができ、作り手側もそれを見本として量産していくことができます。時間をみつけて作りおきをすれば、あとはバケツに立てて保存。届ける際に水引をかければ場所をとることも、懐紙が湿ってしまうこともありません。

 講習会担当の深萱さんによりますと、このお生花は5000円相当の商品になるとか。実際、講習を受けることで販売できるようになったという組合員さんもいらっしゃいます。

 儲かる講習会、新年度も新企画を考案中です。参加して損をするようなことは絶対にありません。新たな年を迎え、いい意味で欲を出し、少しでも儲かる1年を過ごしていきましょう。