京都市と京都市花き振興協会が主催する春の恒例行事、花と緑の市民フェアが4月20・21日の両日、今年も京都市勧業館「みやこめっせ」で盛大に開催されました。第44回目となる今年のテーマは「〜花開く個性キラリ〜」。
両日ともお天気に恵まれ、会場にはたくさんのお客さまの姿が有りました。大装飾やアレンジの展示、クイズラリーや販売コーナー、カルチャー教室など、盛りだくさんの内容でした。
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みやこめっせにて |
京花協では自由花、テーブルアレンジにギフト作品を出展。青年部力作の大装飾も大変好評でした。 即売会でも例年通りの売上を記録。販売員としてご協力くださったみなさまのおかげで、用意したお花はすべて売り切ることができました。
京都市産業観光局農林振興室農業振興整備課の発表では、今フェアの入場者数は両日で21500名。昨年より約5000名の増加です。これにはお天気に助けられたためと昨年より8000部増し刷りしたチラシの効果が大きいようです。今回初めて実施された高校生による「花の甲子園」デモが来場者に大変好評でした。同じく初参加の株式会社ノムラが行ったハイブリットプランツの提案型装飾にも多くの人が興味を持っていたようです。
しかしながら今後、さらなる来場者を獲得するためには出展団体間の連携を図り、広報の方法やイベント内容そのものの検討が必要であるとの見方が示されています。
花きの消費低迷が叫ばれて久しい中、重要な関連団体としての自覚を持ち、アイディアを出しあってよりよいフェアへと育てていきましょう。
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