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第25回通常総会

愛知長晴氏、新理事長に就任!

愛知新理事長
愛知長晴新理事長

さわやかな晴天に恵まれた5月23日、今年も霊山観音にて通常総会と慰霊法要、そして花塚供養祭が執り行われました。

総組合員数165名に対し87名の委任状を含む123名の出席により今総会も無事に成立しました。役員改選が行われた今期は諏訪哲平新青年部長の司会のもと、永山岳史氏が議長に就任。第1号から8号までの議案についてそれぞれ報告と検討を行いました。

●第1号議案平成24年度事業報告承認の件(吉村副理事長報告)

昨年の事業の結果と今後の運営方針をともに報告、承認。例年のごとく頻度の高い内容の1年間でした。昨年に続く黒字収支となり、会計事務所からも黒字体質に変わった確信が得られるとうれしい評価を頂きました。

●第2号議案平成24年度収支決算書承認の件及び監査報告(池田勝彦氏報告)

決算額13、870、357円。当期利益724、296円。前期繰越金502、452円。当期未処分利益1,226,748円。剰余金処分額307、500円。次期繰越金919,248円。監事内田寛治・山田陽一両氏の監査により承認。黒字の背景には短期借入金の一括返済やそれにともなう支払い利息の消滅、そしてデモンストレーション開催等による特別事業収入やカード・物流事業収入等の増加がありました。

●第3号議案平成25年度賦課金の額及び徴収方法の決定の件(吉村専務理事報告)

従来通りの金額で承認されました。

●第4号議案平成25年度事業計画案(吉村専務理事報告)

従来通り、大きな変化はなく、別記の通り承認。今年も技術講習会への期待が高まります。

●第5号議案平成25年度予算案承認の件(池田勝彦氏報告)

前期決算額約1、387万円に対し、1、370万円として承認されました。

●第6号議案役員報酬決定の件(藤田理事長報告)

今年度は報酬とするにしたい旨、提案がありました。<質問・意見>・収益分は役員報酬より支部活動費の値上げに計上してほしい<回答>・「役員報酬」としてのくくりはあくまで利益が出た場合の税金対策の一つであって、その使い道は実際に利益が計上されてから検討することになります。・24年度に生まれた収益の中から本来のものとは別に特別支部活動費を計上しています。以上の2点から、1.「役員報酬」はあくまで利益がでた場合の使い道の一つであり、2.支部活動費そのものの値上げについては今総会では見送ることとしてこの議案は承認されました。

●第7号議案組合借入金額最高限度額決定の件(藤田理事長報告)

京都信用金庫をメインバンクに、現行1000万円から400万円へ減額の提案です。「できるだけ借りないように!」と会場から一声かかる中、この議案も承認されました。

●第8号議案役員改選の件(川瀬選挙管理委員長・副理事長報告)

別記の通り新役員の報告が行われ、承認されました。27期をもって藤田修作氏が理事長を勇退。新たに愛知長晴氏(渇ヤ苑アイチ・ウェスト支部)が就任され、組合活動への協力を要請しました。みんなでこれからの京花協と愛知新理事長を盛り上げていきましょう!

→京都府花商協同組合 平成25-26年度 役員名簿

感謝と祈り物故者慰霊法要・花塚供養祭

総会後は本堂にて物故者法要がしめやかに営まれました。連合組合時代から京花協の設立にご尽力くださった中京支部・渇ヤ市商店の川瀬健嗣さんを偲んでたくさんの方がお香を手向け、そのご冥福をお祈りしました。

花塚
花塚

導師による荘厳な読経の中、故人ひとりひとりの名を読み上げる慰霊法要は会社組織には見られない、組合組織ならではのどこか気持ちも安まる貴重な行事です。最近、対象となるご遺族の方が法要へのご参加を遠慮されるケースがあるようですが、どうぞ心やすくご参列ください。亡くなった方へ寄せる思いはみな同じです。花屋同士、寂しさもみなで分けあいましょう。ひとりでも多くの方の思いが故人に届くことで供養にもつながります。みんなで心を寄せ合いましょう。

澄み切った五月晴れのもと、時折うぐいすの美しい鳴き声を耳にしながらの花塚供養祭でした。ひとりひとりの手で挿した菖蒲の花で飾られた花塚は、どこか威厳を放っているようでもありました。

四季おりおりの美しさで人を癒し、笑顔にしてくれる花。花屋の生業のためにもの言わず折られてくれる花。この花供養祭は花は言うまでもなく、生業の道を切り拓いてくれた先人と花に携わるすべての方たちへの感謝を捧げる、いわば京花協の心の拠り所ともいえる行事です。

藤田前理事長が挨拶でのべた通り、花の文化を後の世に伝え、平和で豊かな社会づくりに貢献することがわたしたち花商の使命です。まだまだ花屋には厳しい経済環境ではありますが、わたしたち京花協の加盟店は花塚を前に捧げた感謝を忘れず、仲間同士で困難を乗り越えともに繁栄を目指し、この美しい花塚の祭事を後世に継承すべく精進して参りましょう。