「マタハリ」とはインドネシア語でひまわり、太陽を意味します。MATAだけだと目を表し、代表の中川「ひとみ」さんのお名前とのかけことばにもなっています。

　４年間の花屋勤務の後に平成13年１０月、左京区の花屋激戦区と呼ばれる北白川通りの御蔭交差点近くで創業。どこかエキゾチックな外観がすでにワクワク感を誘うお店です。

　店頭販売はギフトに限定。その他、デリバリーやブライダル装花、定期装花を中心に、最近ではお客さまからのご要望で始まった「親子レッスン」が大変好評で、出張講師としても出かけるなど、多忙な毎日です。花育への意欲的な参加も検討中。なかでも中川さんが大切にしているのがスタッフ全員での接客重視！徹底的なヒアリングと目の前のお客さまの服装やアクセサリーなどから好みを感じ取ることで意向をとらえます。その接客力は確実に新たなお客さまを生み出しています。

　組合へは宅配料金対策と近隣の花屋さん同士の交流、そして早くに独立されネット取引が主なため、市場関係の情報がスクリーンに表示されるセリ時に足を運ぶ機会も少ないことから、手元に情報が届く仕組みを求めて加盟されました。先日ファックスで届いた産地見学旅行のお知らせ自体が初めての経験で、日程の関係で泣く泣く断念されたとか。

　ネット取引のみで情報に困っている人は多いはず。ホームページだけではなく、ファックスやメールで確実に手元に情報が届く仕組み、組合としても検討したいですね。

「花店」と書いて「はなみせ」と読みます。ご夫婦を中心に、少人数のスタッフで日夜こつこつ頑張る花屋さんです。

　今出川通りは北野天満宮より少し東、コンクリート造りの外壁に、目印のグリーンと手書き風のロゴが暖かさとおしゃれな雰囲気を漂わせています。

　花屋開業を最初からの目標に、ご夫婦それぞれ京都や大阪の花屋さんで腕を磨いてこられ、平成15年にまず千本出水で開業。７年間、地域に密着した花屋さんとして親しまれました。

　七本松に移転するにあたり、店売りでは観葉植物にも重点を置かれるようになり、鮮やかなグリーンがお客さまにも大変好評です。また、ギフトやアレンジメント、活け込みの仕事が忙しく、少しでも広く作業スペースを確保する必要が生まれたため、仕方なく仏花の取り扱いを断念されました。活け込み作業をしている様子を見た方から新しくご注文が入ったり、誠実な仕事ぶりが自然と営業活動にも繋がっています。

　組合へは宅配料金の値上げをきっかけに、直接事務所へ足を運ばれ、加入されました。講習会等へはなかなか時間が合わず参加できないのが残念です。「まだまだわからないことがたくさんあると思いますが、よろしくお願いします」とみなさまへのメッセージを頂きました。諸先輩方、どうぞよろしくお願いいたします。