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新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様と一緒に新しい年を迎えられましたことを何よりも嬉しく思います。

旧年中は組合の運営、並び諸事業に対しまして格別なご理解とご協力を賜り、心より厚くお礼申上げます。

新年を機に、昨年の組合活動について少し振り返ってみたいと思います。

春は花き振興協会の事業として、ゴールデンウィーク真っただ中に「京の花」物語in梅小路公園として、青年部を中心に記念写真に適した作品作りを致しました。今はやりの「インスタ映え」やSNSによる拡散・アピールを意識した、当組合にとりまして画期的な取り組みです。

夏には花育の一環として京都駅ビル前広場でキッズコンテストと日花協全国大会京都予選会を同日開催致しました。コンテスト向けの出場者募集では早々に定員を超え、花育活動の成果を実感するとともに、公共の場で多くの方に花に関するイベントを知っていただく大切さを感じました。

重陽の節句に絡み、秋には京都府の要請から桂川イオンで行いました、京都府産の野菜や果物と花をコラボレーションさせたデモンストレーションがお客様に大変好評で、岡崎公園での秋の「京の花」物語において再演するほどの運びとなりました。

晩秋、紅葉シーズンの中、京都ではほぼ10年ぶりとなる第38回日花協の技術選抜選手権大会が伏見区パルスプラザにおいて開催され、組合の理事と実行委員が中心となり、前夜祭から競技の終了に至るまで運営側のスタッフとして誠心誠意尽くすことが叶い、組合として大変有意義な経験を致しました。

一方、我々にとりましてもうひとつの大きな事業である職業訓練校には大幅なリニューアルを加え、実技を重視した学びやすい環境を整えました。その反響は嬉しいことに予想を遥かにこえたもので、おかでさまで17名の生徒が集まり、多くのフラワー装飾技能士を送り出すことができました。年明け早々、来期の生徒募集にも力を入れ、ますますの充実と花店の技術向上を目指して参ります。

これらの多岐に渡る事業を無事終えることができましたのもひとえに皆様方の「力」のおかげです。大切な商いがありながら、惜しまず協力してくれた組合員の皆様を心より誇りに思い、感謝申し上げる次第です。

年こそ改まりましたものの、花業界を取り巻く環境は旧態通り、決して楽なものではありません。しかしながら昨年もこの厳しい環境下を「組合」という組織のもとで皆様とともに乗り切ることが出来ました。同業者の集いが生み出す力をさらに強固なものにし、中・長期を見え次世代にバトンタッチできる揺るぎ無い組織を築いてゆくこと、また組合員の皆様に「入っていて良かった!」と実感していただける事業運営を目指す所存です。

平成最後の年となりますこの一年が皆様とご家族にとりまして健康で充実した年でありますよう、心よりご祈念申し上げます

「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」。