トップページ
コンテンツ
イメージ

 京の花果物語おもてなしネットワーク事務局が京都駅ビル東広場と駅ビルマルシェで府内産の花と果物をアピールするイベントを開催しました。

いけばなやギャザリング、花育などの体験講座のほか技能士会による装飾花の展示、音楽の生演奏などが6月23・24日の2日間に渡って披露され、京花協では23日に城陽産の梅をあしらうデモンストレーションを行いました。

当日は運悪く肌寒い梅雨空。それでも小林真由美さんの元気な司会のもと、木村一久さん、諏訪哲平さん、岩城遥香さんの3名が計18点の作品作りを披露しました。

悪天候の影響もあり、最初はお客さんもぽつぽつ…の状態でしたが、完成作品が増えていくにつれ足を止める人の数が多くなり、最後の抽選会では歓声も聞かれるほどに、にぎわいを得ることができました。

中でも「梅」まつわりから「梅酒」を思いつき、京都の青谷梅林産「城州白」のみを使用した城陽酒造さんの梅酒「花小枝」をあしらった木村さんの作品は多くの人を惹き付けました。常に「お客さんを楽しませることが自分の楽しみ」という木村さんはイベント終了後に見ていた方から「あなたの店に行きたい」と声をかけられ、名刺を渡す機会に恵まれたそうです。

椅子席がないなど、イベントとして少し準備不足の面もありましたが、やはり花には人を惹きつける魅力があること、デモンストレーションの場も、たとえ直接商売につながらずとも何かの可能性を生み出してくれることを改めて感じた1日でした。これからもいろいろなイベントの機会がありますが、「お客さまと花」のいい出会いを演出する京花協でありたいものです。