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6月20・21日の2日間にわたり滋賀県生花商協会青年部と京都府花商協同組合青年部合同で『全国花屋若手交流会in滋賀』を開催させていただきました。

まずは、この度の青年部事業に対しましてたくさんの方々のご協力・ご協賛を頂き心より感謝申し上げます。お陰をもちまして盛大に開催することが出来ました。ありがとうございました。

この事業は「全国の花仲間との絆を深め繋がりを広げる」を第一に参加される方々が気兼ねなく交流出来る機会を作れたらとの想いで企画いたしました。発足当初、全国の花屋の若手対象でしたが、枠を広げ生産・流通の方々からも参加を募ると、全国から52名の参加者が集まりました。

内容としましては、1日目お昼に懇親会会場である琵琶湖グランドホテルに集合後、観光バスで「杉本バラ園」「國枝株式会社」「RoseFarm KEIJI」の3社のバラ園に行き、見学させて頂きました。3社ともにそれぞれ違うバラ・花に対する熱い想いを聞かせて頂き、とてもいい刺激を受けました。

その後、ホテルに戻り懇親会が始まるまでの間、会議室に集まり、今回顧問をして頂いた滋賀のフローリッシマの藤本さんによる経営についてのお話を伺いました。将来の自分又は店をどのようにしたいのかなど改めて考えてみると、しっかりとしたビジョンがなかったなと気づき、またその実現に向けての取り組みが重要だと教えて頂きました。

懇親会では鏡割りに始まり、兵主太鼓保存会様の太鼓の演奏や大抽選会などで、各々おおいに飲んで語って楽しんでいただけたと思います。2日目は朝から比叡山延暦寺に向かい、根本中堂を見学したのち、大講堂にて献花奉納をさせて頂きました。延暦寺にて献花奉納が今まで1度もなく今回が初めてとのことで、とても貴重な経験をさせて頂けるのだと身が引き締まる思いで花生けをさせていただきました。「花を生ける」ということは花の命を生かすこと。地に根付く命を切り取られた花を扱う者として、しっかりとその事を胸に刻み花屋をしていかないといけないなと思いました。その後、大津港から遊覧船ミシガンに乗船し、昼食ののち船上で閉会式を行いました。

企画・準備などいろいろと大変なこともありましたが、こうして全国の花業界の人たちと僅かでも繋がりができたのが、今後大切な出来事になるかもしれないと思うと、やって良かったなと感じます。また次回は3年後に宮城県で開催される予定ですので今回参加されなかった方もぜひ参加して頂ければと思います。