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組合にとって大変イベントに恵まれた一年でした。12月8日、身も心もひきしまる寒空の下、上賀茂神社で開催された京の農林食文化フェアのステージで、年内最後のデモンストレーションを行いました。

2017年の秋に岡崎で大好評を得た野菜を使うアレンジメントの第二弾です。

神社の参道にはたくさんのブースが並び、野菜を始めとするたくさんの農作物やそれを使ったおばんざいや加工品が販売され、飲食コーナーや苔玉やわら細工の体験コーナーもあり、多くの人で賑わいました。

京花協では約1時間にわたって京野菜を用いた作品造りを披露。木村花店の木村一久さん、岩城生花店の岩城遥香さん、スワガーデンの諏訪哲平さんがステージ上でブーケ、アレンジ、リース等、当初の予定を上回る約20点を制作しました。

一般の方にとって野菜と花のコラボはまだまだ珍しく、グリーンの代わりに小松菜やほうれん草を使ったブーケや大胆にブロッコリーを中心に配したアレンジ、九条ねぎとパプリカのブーケ、キャベツの葉にくるまれたガーベラ等、斬新なアイデアと、何ら違和感がないばかりか花にひけをとらない野菜の存在感に驚きの笑顔が隠せない様子。1つの作品が完成するたび大きな拍手が生まれ、身近で見て頂こうと会場を一巡するとみな笑顔で見入っています。肌で感じる嬉しい反響に、フローリスト側も大きな刺激を受けました。

作り手と観客が一体となって花が持つ魅力とポテンシャルを感じる素晴らしいひとときでした。