トップページ
コンテンツ
イメージ

令和元年5月23日、霊山観音講堂にて定期総会・物故者法要・花塚供養祭を開催いたしました。

爽やかな好天のもと、全組合員数150名中83名(うち委任状出席52名)の出席を得て、全8議案につき真摯な討議が行なわれました。

司会の新青年部長・早野匠悟氏による開会宣言ののち、理事長・愛知長晴氏により開催にあたっての挨拶があり、組合事業への協力と理解に対する感謝が述べられ、その成果として順調に利益を生み出す運営が行われていること、その利益を加盟店のメリットとして還元する事業を行う方針等が発表されました。

続く審議では司会者一任により選出された田畑滋也氏が議事進行を行いました。

  • 第一号議案 平成30年度事業報告承認の件
  • 第二号議案 平成30年度収支決算承認の件及び監査報告
  • 第三号議案 令和元年度賦課金の額及び徴収方法決定の件
  • 第四号議案 令和元年度事業計画案決定の件
  • 第五号議案 令和元年度予算案決定の件
  • 第六号議案 令和元年度役員報酬決定の件
  • 第七号議案 組合借入金額最高限度決定の件
  • 第八号議案 役員改選の件

いずれの議案も担当理事による詳細な資料の読み上げと説明があり、二号議案において監事・内藤誠三氏から健全な経営状態であると太鼓判が押され、今後もその状態が続くよう意見がありました。

その他、すべての議案について出席者全員の承認可決を得、和やかな雰囲気のもと閉会となりました。

続いて本堂において物故者法要が営まれました。本年はウェスト支部・褐j花園 辻井和彦さま、右京支部・花芳求@山本芳男さま、花とも 益田直治郎さま、級ヤ鶴 鶴原眞治様、上北支部・渇ヤ勝 池田勝郎さま、左京支部・活苡繪ヤ壇 井上博司さまのご冥福を祈りました。本堂の外にも入りきれなかった多くの組合員が祈りを捧げていました。

 

京花協にとって、一番大切な行事が花塚供養祭です。組合の枠を越え、多くの方を招き毎年盛大に行なわれています。

昭和38年4月8日に建立されて以来、早くも58回目の供養祭となりました。最初に建立計画が持ち上がった昭和35年時の計画では予定地が知恩院境内であったことや、最終的に目標額の80万円を大幅に上回る155万円もの募金が寄せられたことなど、今年も花塚の歴史の一面が愛知理事長より語られました。

花塚へ続く石段のふもとには花塚の由来を刻んだ石碑が建てられています。林芙美子の「花のいのちは短くて苦しきことのみ多かりき」という有名な言葉ではじまり、次の文章が続きます。

「万花草木幾千万と数えきれない無言の花の精を日々断ち切り我々の生業とは云えしのびがたく霊山の聖地に花霊をまつり永遠に花の命の安らぎを祈念し、併せて業界故人各霊に対し報恩謝徳をねがい建立しました。」

時代は昭和、平成をへて令和の世となりました。この大切な行事を後世に守り伝えていくべく、心に誓う1日でした。