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 夏休みも終リに近づいた8月23日、イオンモールKYOTO1階のセンターコートで京都府・京都府花き振興ネットワークの主催によるキッズフラワーコンテストが賑やかに開催されました。自らの手でアレンジメントを作りながら、お互いの作品も子供たち自身で審査する仕組みです。さまざまな作品に触れ、相手の良さを認める気持ちを育てる一方、観客には子どもの個性や表現力の豊かさについて知ってもらうことができ増す。そして、花育という言葉やその大切さ、認知度の向上に努めることを目的としています。  

会場ではコロナ対策も考慮され、従来より観客席も縮小され、子供たち同士の間隔も十二分にとられていました。初めにこの日のメイン花材のひまわりを育てた生産者の今村さんからお話があり、珍しい体験談にみな目を輝かせて聞いていました。

 「楽しんで活けて下さい!」今回の講師を努めるのは京花協より米田さん。いつもなら花育に引き続き日花協全国大会の予選会で腕をふるうところですが、コロナの影響により大会も延期です。

「器に葉っぱをかぶせると一体化するよ」進行役もすっかり板についた小山さんが上手く子供たちの気持ちを惹き付け、困っていそうな子供がいれば、会場の京花協スタッフがすぐに手を差し伸べます。「みんながそれぞれ『キレイ』と思うように活けたらいいよ」米田さんの優しい指導に子供たちもみな真剣に花と向き合う1時間でした。

 表彰式では愛知理事長から「金メダルや!」と首にメダルをかけてもらい、嬉しそうにしていました。