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梅雨の走りを感じさせる5月26日、霊山観音講堂において第36期定期総会物故者法要花塚供養祭が開催されました。

 

全組合員数143名中32名の出席と52名の委任状提出を得て、無事に総会は成立し、全8議案についての報告と審議が行われました。

 

司会者・こすもす倶楽部 部長の安井一真氏一任のもとに永山正弘氏が議長に就任し、議事進行を諮りました。

 

冒頭の挨拶では愛知長晴理事長が組合事業への理解と協力への感謝を伝えるとともに困難の中でも力強い組合として存続するための結束をよびかけました。

 

今総会では次の8議案が提出され、いずれも拍手により承認されました。

このうち、4号議案の4年度事業計画について訂正と追加が伝えられました。6月10日から25日まで、京都市主体のウクライナ支援活動の一部を当組合が担うこととなり、ウクライナの国花であるひまわりを使ったブーケとアレンジを販売し、利益の一部を寄付することになりました。各店頭向けにポスターと募金箱も配布される予定です。また、計画案に表記されている祇園祭鉾町日扇展示事業とキッズコンテストは今年度は予算が認められず、中止に至りました(生け花としての講習会は開催予定です)。この他、年4回、計22箇所の市区役所への生け込みも予定されており、京都府産花きの魅力発信と花きの需要拡大を図ります。

 

2号議案では未払金の内容について具体的な説明を求める意見があり、後日詳細な内容を各組合員宛に周知する予定です。

 

3号議案においては賦課金内容を本部活動費のみとした経緯について説明を求める意見がありした。理事長からの説明ののち、参加の全組合員ひ とりひとりに意見を求め、最終的に後日、未払金の詳細とともに説明文を配布することを前提として承認を得ました。

 

予定時間を大きくオーバーする総会になりましたが、初めて組合費の由来を知ったという率直な感想もあり、全員参加で忌憚のない意見交換が行われた大変意義のある総会となりました。

終了後は急ぎ足ではありましたが、物故者法要と花塚供養祭が滞りなく開催されました。法要には前総会後、次の2名さまの訃報が事務局に届いています。

僧侶の読経が響く本堂で参列者全員が香を手向け、ご遺族のご冥福をお祈りしました。

 

締めくくりは当組合にとって一番大切な行事、花塚供養祭です。雨も上がった気持ち良い空の下、緑に囲まれた境内で川瀬副理事長が祭文を読み上げました。「一致団結してコロナ禍の困難も乗りえる事を誓います」と力強い祭文の言葉を胸に、ひとりひとり花塚の前で感謝報恩の花を捧げました。