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5月22日、霊山観音において第39期定期総会が開催されました。 全組合員125名中、44名の出席と66通の委任状提出によって今総会も無事に成立し、全9議案について報告と審議が行われました。  司会は小山亮兵氏が担当。議長には永山岳史氏が任命され、全9議案に対する審議が始まりました。  この39期で勇退する愛知理事長からは6期12年間、加盟店の協力により無事活動がかない、強固な団体へと成長が叶った感謝の意が伝えられました。今総会の物故者法要までを愛知氏が理事長を務め、花供養祭より深萱新理事長に継承されました。  今総会では全9議案について審議が行われました。

いずれの議案も担当理事より丁寧な説明がありました。会計監査を担当した内藤誠三氏からも取得した残高証明と照合した何ら問題のない監査結果であると報告されました。12年前、愛知氏の理事長就任時にあった借入金も英断により即時返済されたことに触れた上、当期に至っては自己資金に恵まれた素晴らしいバランスシートであり、今後も良い運営が継承されるよう意見を述べました。  事業計画案として複数回の花きネットワーク事業が予定されており、府内産の花きを使ったアレンジを届ける活動やステージでのデモンストレーションなどがが企画されています。  その他のすべての議案について出席者全員の承認可決が得られ、今総会も無事に終了しました。最後に深萱新理事長が抱負を述べました。 「引き継ぎを打診された際は文字通り、青天の霹靂でしたが、愛知前理事長のもと12年間副理事長を務めて参りました。愛知氏の方針を踏襲しつつ、新たに頑張って行きたい。まず、年々減少の一途を辿る組合員数に対しては一店舗でも増やしていきたい。また、『花の文化』を大切にする組合でありたい。伝統ある花の需要と生産を花屋全体で守って行きたい。一方で同じ花を同じ売り方で売るのでは需要喚起は起こせない。例えば組合の包装紙を利用し、父の日の花としてひまわりをアピールしていくことも方法の一つ。小さいことをコツコツと重ねて行きたい」と新理事長としての力強い言葉を伝え組合員の理解と協力を求めると、会場からは大きな拍手が贈られました。

物故者法要

総会後、本堂にて物故者法要が行われ3名様のご逝去の報告がありました。

    中京支部・岩井生花店 ご母堂様 岩井都史子様

    伏見支部・フラワーショップはなまつ ご尊父様 木下 伊佐夫様

    下伏見支部・(株)花福生花店 ご母堂様 堀川幸子様

 
花塚供養祭

理事長最後の行事として愛知氏を中心に、役員を始め多くの参列者がご遺族とともに香を手向け、静かにご冥福をお祈りしました。  場を境内に移し、64回目の花塚供養祭が行われました。深萱新理事長の元、副理事長の祭文の言葉も新しくなり、新鮮味溢れる供養祭となりました。京都市産業観光局農林振興室の中筋課長より挨拶をいただき、厳かに供養祭が営まれました。一輪の花菖蒲に込めた感謝報恩の祈りを捧げました。